当社のホームページにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます。

 

今日は、先日読んだ本の紹介をさせて下さい。

普段、特別な理由はないけれど、何となく

好きだな～と思う事やなぜか気になって、

頭から離れない言葉や景色ってないですか？

 

最近は、興味あるものが増えてきたのか？

頭の片隅に、気になる言葉やものが、

どんどん溜まっていきます。

 

田舎暮らし

古民家再生

わびとさび

マルシェ

週末営業のカフェ

民泊

パッシブファースト

エコ住宅

最近では、電力自由化？？等々…

 

 

人に寄っては、身近でよく耳にするものばかりね？と

思う方もいるかもしれませんが、でもなぜ気になるのでしょう?

流行り？それともSNSの情報過多？

自分でもわかりません。

 

ただ消化されないので、調べてみたり、

出かけてみたりしています。でもなぜ？

 

そんなことを考えていたら、先月

『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

という本に出会いました。

そして、その気になる理由が少しわかった気が

したので紹介したいと思います。

 

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4062183897/ref=rdr_ext_tmb

この本は、数年前にお隣いすみ市で

「タルマーリー」というパン屋を

開いていた方が書かれた本です。

 

この方は、３０歳から働き始めたのですが、

すぐに今の大量生産・大量消費そして廃棄・

個人主義・食品添加物・遺伝子組み換えや

農薬化学肥料等があふれていったのは、

「利潤」と「利便性」を追い求めた

経済や流通にあると疑問を抱きます。

 

そしてスーパーの卸売りの仕事をしていて、

体も心も限界になった時に、

別の人生を歩もうと考え、パンの技術を学び、

２００８年に出したお店が

「タルマーリ」というパン屋さんでした。

 

そして、その後も看板商品である酒種パンを

作り、販売してゆく過程を通して、労働力と商品の価値について

本来はどうあるべきなのかを世の中に投げかけている本でした。

そして、今も自ら発酵の技術を学び、作ってゆくものづくりの

楽しさと人間らしい生き方は何か？を探し続けていました。

 

(衣）〇〇マルシェ、フリーマーケット

(食）自給自足・地産地消、無添加、無農薬野菜

(住）古民家再生・エコ住宅

 

こういう言葉がたくさんあふれてくるようになったのは、

東関東大震災や福島原子力発電所の事故も少なからず

きっかけになってるのでしょうか？今、いろんな角度から

本当の豊かさについて、考える方が多くなった

という事なんでしょうね。

 

経済にうとい私にも、わかりやすく説明してくれているので

「マルクスの資本論」をベースにできている

今の世の中の流通と、最近みんなが求めるものが

明らかに違ってきているというギャップはわかりました。

 

上手く、説明できないのでもどかしいですが、

これから田舎暮らしを考えている方、モノづくりをしている方、

これから起業される方、どう生きようか？と考えている方にも

共鳴できたり、参考になる１冊だと思ったのでご紹介させてもらいました。

 

私は、ずっと頭の中にあったフレーズたちが、一度消化され、

これからの選択肢に大きく影響を与えてくれた本でした。

 

もし、ご興味があったらお手にとってみて下さいね。

きっと新しい発見があると思います<(_ _)>

パン屋タルマーリーさんのホームページ

https://talmary.com/wp/contact

 

ブログを読んで頂き、ありがとうございます。 私的な事ばかりですが、日々の暮らしの中での出来事と その都度、感じる気持ちの変化等を綴っております。 お時間のある時にでも読んで頂けたら幸いです。 これからも小川プロパンを宜しくお願い致します。 https://ogawalpg.com/