『オニヤンマ』
ちょうど今、お盆の時期になると、決まって会社の入り口のガラス戸に、
何度も何度もぶつかって入って来ようとする『オニヤンマ』がいます(・∀・)
戸を開けると、す-っと入ってきて
空中で止まり、場所をかえては止まり
しばらくすると、気が済んだのか?出てゆきます。
以前18代目中村勘三郎さんが、まだ勘九郎の頃に書いたエッセイに
「ハエが来ると家族全員が喜ぶ」というお話があります。
生前「俺が死んだらハエにでもなって、みんなを見張ってやる」と言っていた
当時の父、勘三郎さんが、大切な時には必ず、ハエとなってくるのだそうです(笑)
そんな話を知ってたからか『オニヤンマ』は、目の悪かった父が姿を替え
毎年ガラス戸にぶつかりながらも、心配で様子を見に来てくれるのかな~と思っています^^;
信じやすい性格なので、ただの思い込みかも知れませんが…(笑)
そう思うと意外と嬉しいものです。
私の実家の岩和田地区では、夕方「迎え火」「送り火」という
お家の前に新聞紙やダンボールを置いて
隣り継ぎで回ってきた火をつけ
灰になるまで見守る習わしがあります。
家族みんなで岩和田地区全体で、ご先祖様を13日にお迎えし
また15日に見送るのです。
私たちも、送り火には行ってお墓参りをし
まだまだ心配をしているかもしれない父へ
たくさんの報告とともに、手を合わせて来ます。
お盆には長期夏季休暇で、お出かけする方も多いと思いますが
皆様がのんびりとそして気持ちがリフレッシュできる
良い休暇となりますように、お祈り申し上げます!
かなり近くで飛んでるけど、『オニヤンマ』の写真が
撮れなかったので、写真は、『殿様バッタ』です(^^♪